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情報は新聞からインターネットへ

  若者の活字離れに対して「18歳になったら1年無料で新聞を読もう」と、活字メディア産業への支援政策を発表したのは記憶に新しい。若者が新聞をほとんど読まなくなったため、1年間は無料にするから読みなさいというわけだ。
  日本もそうですが仏の新聞業界も厳しく、ルモンド、フィガロといった有力紙でも経営は厳しい模様。日本経済新聞といえば株式投資をしている人間にとって欠かせないものでしたが、現在では以前ほどの重要性がなくなってきています。
  それはインターネットの普及が原因。仏も例外なくそうでしょう。経済なんて刻一刻と変化している。極端な言い方をすれば、新聞を刷っている段階ですでに過去の情報なのです。その点、インターネットで流れる情報のほうがはるかに速い。
  株やFXをやっている人間にとっては、新聞の情報では遅すぎる。インターネット情報でも遅いぐらいです。ある企業が新製品を発表したり、決算が大幅黒字になったというニュースが流れる前に、すでに相場は動いているのですから。
  ここまでは「情報を収集する媒体」として新聞を捉えた場合の見方。では、新聞が若者に読まれるメリットしてはどういったものがあるのでしょうか?まず新聞各社の売り上げが上がる。これは新聞社にとって嬉しいこと。と同時にインターネットへの広告料金が下がる。
  これは単純に考えて、世間の目が多少なりとも新聞広告に向かうため、そちらの重要性が復活することが考えられる。そうなるとネット広告の価値が今よりも下がるため、広告料金も下がる。その結果、企業にとって広告経費が安く済むというメリットが発生する。経済全体の流れを考えると、新聞文化復活も悪くはない。
  あとは人体的なことを考えると、活字を読むという行動が脳を刺激し、知的レベルが向上することが考えられる。同じ字でもパソコンの文字と新聞や書籍の活字では脳に伝わる信号が違うため、現代人ではあまり使うことのない“部分”を使える。
  その他で新聞のメリットと言えば、経済や政治その他、さまざな情報を得れることですが、それは個人の意識次第でパソコンなどからも情報収集できるので、それほど重要性はないように思う。
  サルコジ大統領がどういった意図で「新聞読みなさい政策」を発表したのかわからないが、現代ではそれほど重要性を感じないと思うのは私だけだろうか?

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