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新しい金融商品「CFD」

  株価や米ドルが急落し投資家が手控える中、「CFD」(差金決済取引)と呼ばれる金融商品が人気を集めている。「FXの株式版」と言われており、店頭デリバティブ取引にあたる。2008年12月にオリックス証券が取り扱いを開始し、わずか1か月余りで1000口座を獲得するほどの人気の高さである。
  CFD(差金決済取引)は、証券取引所などの市場を介さずに、現物を保有することもなく「差金決済」という方式で取引する。システムはFX取引とよく似ており、証拠金を元手にレバレッジを効かせての取引が可能である。
  ただ、FXよりも損失が大きいと言われており、投資初心者では取引が厳しいとされている。欧米では個人投資家に規制を設けているところもあるほどだ。日本においても口座開設時の審査を厳しくしており、「証拠金取引の経験が半年以上必要」などの条件がある。ロスカット・ルールはもちろのことだ。
  株式投資をはじめ、資産の長期運用がこのころ伸び悩んでいる。ここまで経済が落ち込むと先行き不安なため、長期間ポジションを持っているメリットがないということだろう。それよりも為替レートを利用した超短期取引が人気を博している。「アクティブトレーダー」という言葉が生まれたぐらいだ。
  株が落ち込みFXが伸びているのは、このあたりの理由である。株からFXへ、FXからCFDへ投資家は流れていくのか?日本ではまだまだマイナーな取引だが、これからCFDはますます認知度が上がり、FXと肩を並べるまでに成長するのではないだろうか?

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