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世界不況の中、FXの動向は?

  記憶に新しい米大手証券会社、リーマンブラザーズの経営破綻。通称「リーマンショック」と呼ばれる、金融界のみならず投資家に多大な影響を与えた金融ショックである。それ以降、世界的に投資家は手控えムードにあり、世界不況が現在も続いているという状況だ。
  そんな中、投資業界の厳しい向かい風にも関わらず、FX(外国為替証拠金取引)だけは上昇一途のようだ。特に新規参入者が目立っており、店頭取引(業者仲介の取引)の中には、この3カ月で一気に6割以上も口座数を激増させた業者もあったようだ。その背景にはアクティブトレーダーのFX参入が大きな要因になっている。
  いつの時代も一攫千金を狙う投資家はいるもの。株式投資における「デイトレーダー」という言葉も、もはや一般化している。本来の株の資産運用とは本質が違うと言い掛かりをつける専門家もいるが、もはや投資業界も大きな変化を遂げた。そんな一日の利ザヤ目的に積極的に売買を繰り返す投資家が、FX業界にも流れてきたのである。
  小額の投資資金でもハイレバレッジを効かせて為替取引をおこなう場合、大きな値動きはむしろハイリターンを狙えるチャンスといった捉え方にもなっているようだ。実際、世界的に見てもそういったアクティブトレーダーを顧客として獲得できるかが、会社の売り上げアップの要であるらしい。それができないFX業者は顧客獲得が難しいようで、FX会社業界もこれから「二極化」に進むという。いわゆる「勝ち組」と「負け組」に分かれる厳しい時代になっていくのだ。

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